まだ1月にもかかわらず、開花した梅や桜があちらこちらで見られる。春はもうすぐそこ!?

 和歌山城西の丸広場にある紅梅は10日過ぎに咲き始め、21日現在でほぼ満開(写真上)に。和歌山市和歌山城整備企画課は「昨年は30日ごろ満開でしたので、10日ほど早いですね。追廻門近くの白梅もあと1週間あまりで楽しめそうです」。

 梅は岩出市東坂本の和歌山県植物公園緑花センターでも1月半ばに開花し、21日時点で1分咲きだ。同センターは「例年は2月に入ってから咲き始めますから、10日以上早まっています。暖かい日が多いので、例年、冬に葉を落とすバラも葉が落ちず、つぼみをドンドン付けています」。

 和歌山市の地蔵の辻近く、国道24号沿いにあり、毎年2月中旬~下旬に咲くことで有名なカンヒザクラの雑種も、管理する県工場環境緑化協会によると、1月半ばに花をつけ始めた(同下)。21日現在、上の方を中心に花がちらほら見られる。

(ニュース和歌山/2019年1月26日更新)