福島小 クイズに挑戦
「チョコレートを表す漢字は?」「〝茶固冷糖〟かな~」──。和歌山市福島の福島小学校5、6年生44人が5月20日、菓子メーカー、明治の社員からチョコレートの歴史を学んだ。
子どもたちは語源や世界での広がり、日本では1878年に製造が始まったことを聞いた後、明治時代にはチョコレートを漢字でどう表したかを当てるクイズに挑戦。「苦珈冷凍」「種豆乳糖」など材料から導き出した答えが出た。正解が「貯古齢糖」と聞くと、「難しい」「なるほど」と反応は様々だった。
6年の小川遥希くんは「カカオの歴史をもっと調べたくなりました」、髙垣咲帆さんは「漢字クイズが面白かった。家族に教えたい」と笑顔を見せた。
明治の管理栄養士、中川富祐子さんは「何気なく食べているものにも歴史がある。チョコを通し、食に興味を持ってほしい」と力を込めた。
写真=中川さんからチョコの歴史を教わった
(ニュース和歌山/2019年5月25日更新)