天長島村酒造が限定200本
新天皇の即位と改元を記念し、和歌山市本町の天長島村酒造は「天長 大吟醸 奉祝」を5月に発売した。
1885年創業の同社は半世紀以上にわたり、毎年新春、天皇家へ清酒「天長」と「純吟」を献上している。全国で数社で、県内では唯一。
「奉祝」は祝い事がある時のみ造っており、新天皇のご成婚時、愛子様、秋篠宮家の悠仁様が誕生された際に続き、4回目となる。兵庫県産の山田錦を使用し、「馥郁(ふくいく)とした香りのフルーティーな辛口の大吟醸です」と島村安昭社長。「近日中に天皇陛下へ献上させていただく予定です。地元でも味わってもらいたい」と話す。
720㍉リットル入り5400円。限定200本。近鉄和歌山店ほかで取り扱い。同店(073・433・1122)。
写真=限定ラベルの記念酒
(ニュース和歌山/2019年6月8日更新)