和歌山県第九合唱団は7月5日㊐に県民文化会館で開く夏の公演に向け、団員を募っている。和歌山大空襲から75年の今年、「あたりまえの〝へいわ〟、本当の〝へいわ〟とは」をテーマに、ハーモニーを響かせる。
年末恒例の公演に加え、夏の公演も20回目を迎える。今回歌うのは詩人で、絵本『へいわとせんそう』を昨年出した谷川俊太郎さん作詞の『そのひとがうたうとき』と『私たちの星』。詩人、三好達治さん作詞『鷗(かもめ)』なども含め、関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者を務める藤岡幸夫さん(写真)がタクトを振り、関西フィルの演奏に合わせて合唱する。
練習は毎週㊎、和歌山市小人町のあいあいセンターほか。午後1時半の部と6時半の部がある。入団金1000円、本番までのレッスン料は1万6000円、大学生8000円、高校生以下6000円。同合唱団(073・422・4225)。
(ニュース和歌山/2020年2月29日更新)