➡3月31日まで開園しています
今春、63年の歴史に幕を閉じる岬町淡輪のみさき公園は2月29日㊏〜3月31日㊋のラスト1ヵ月、「卒園式〜たいへんよく遊びました」と題した感謝イベントを開く。
動物園と遊園地がある同園は1957年、南海電鉄が開設した。イルカショーや夏場のプールも人気で、来場者は89年度に約72万人を記録。その後は減少傾向が続き、2017年度は約36万人と半減した。昨年3月、同社は事業からの撤退を表明。存続を目指し岬町と協議してきたが、後継事業者が見つからず、今年3月末での閉園が決まった。
感謝イベントの一つ、卒園展では、園の歴史を年表で、過去の動物や乗り物を写真で紹介。人気者だったアジアゾウ、イズミの骨格標本も展示する。また、園の歴史を振り返るカッパ座の人形ミュージカルを20日㊎〜22日㊐と28日㊏、29日㊐の午前11時半と午後2時半から上演する。
このほか、「みさき公園とわたしの卒園アルバム」とし、WEB写真集を製作。インスタグラムやツイッターに「#みさき公園の卒園アルバム」と付け、同園の思い出の写真とエピソードを投稿すると、特設サイトに掲載される。募集は31日まで。一部の写真は卒園展にモザイクアートとして展示する。
入園料は中学生以上1350円、2歳〜小学生700円。同園(072・492・1005)。
(ニュース和歌山/2020年2月29日更新)