〈支え合おう 手を取り合おう〉
聴覚障害者が医療機関や市町村の窓口を利用する際、遠隔で支援を受けられるサービスを4月27日、和歌山県聴覚障害者情報センターが始めた。
新型コロナウイルスが収束するまでの期間限定。個人のスマートフォンやタブレット端末からテレビ電話アプリで同センターとつなぎ、職員が手話や要約筆記を行う。普段の通院のほか、せきや発熱などの症状がある場合の保健所への相談、市町村窓口へ行く際に利用可。端末も貸し出す。
自身も聴覚障害のある櫻井貴浩所長は「命にかかわる問題。不安があれば相談を」と勧めている。
午前9時~午後5時45分。㊏㊐可。同センター(FAX073・421・6411、メールw.d.center@watyosyokyo.or.jp)。
写真=画面越しに手話で意思疎通を図る
関連記事
ワンコインで広がる応援の輪
飲食店用の曲〝寄付〟します
食べたつもりでお店応援
親子支えるこども食堂
(ニュース和歌山/2020年5月16日更新)