海南市は、テイクアウトやデリバリーに取り組む同市の飲食店をSNSで応援する活動「#海南エール飯」を5月15日にスタートさせた。

 打撃を受ける飲食店を支援しようと、大分県別府市が3月、「#別府エール飯」と題したキャンペーンを始めた。これを参考に同様の取り組みが全国に広がっており、和歌山県内では有田地域で行われている。

 参加方法は、海南市内の飲食店で持ち帰りや配達を利用した人が、共通のハッシュタグ「#海南エール飯」を付け、ツイッター、インスタグラム、フェイスブックなどで料理の写真や店の情報を発信するだけ。店が投稿するのも可で、指定用紙で市に申し込めば、市のHPに掲載される。5月19日現在、27店を掲載しており、「今まで店に足を運んだことのないお客さんにも、おすすめの一品を味わってもらえるチャンス。商品PRや売上向上につなげてほしい」と市企画財政課。

 詳細は同課(073・483・8408)。

(ニュース和歌山/2020年5月23日更新)