好感♪流楽 動画配信サポート
新型コロナウイルスの影響で営業が困難なライブハウスを支援しようと、音楽イベント「好感♪流楽」を企画するメンバーが、ライブの動画を配信するサポートを始めた。楽長の小切康至さんは「以前までのライブの楽しみ方は当面難しい。それでもライブハウスの灯火は消してはいけない」と熱を込める。
好感♪流楽は5年前にスタート。県内のアーティストを県外のライブへ、県外のアーティストを県内のライブにと、地域間交流型イベントを開催してきた。
ソーシャルディスタンスの確保、社会の風潮で営業が難しくなっている店や、活動の場を失ったアーティストを支えたいと、配信ライブ開催に必要な機材や知識を各ライブハウスに提供する。
初回は7月5日㊐、和歌山市北新のオールドタイムで行う。オーナーの松本博さんは「営業自粛は解除されたが、まだまだ以前の活気にはほど遠い。動画を見て、お客さんにはライブハウスはやっているんだと、アーティストにはステージに立ってもいいんだと気付いてほしい」と期待する。
配信は午後8時から、動画サイトユーチューブの同店公式チャンネルで。無料。出演はギターデュオのボビーアンドホテイ、ボーカリストのショーコウィリアムスほか。なお、会場でも生演奏が楽しめる。1500円。定員30人。同店(073・428・1950)。
写真=「ライブハウスへの恩返しに」と小切楽長(左)
(ニュース和歌山/2020年7月4日更新)