1月から職業紹介を行う紀陽銀行が7月31日、きのくに信用金庫、新宮信用金庫と人材紹介業務に関する連携協定を締結。3社が協力し地域企業の人材確保をサポートしていく。
紀陽銀行は取引企業から求人ニーズを聞き取り、求職者には同行が連携する人材紹介会社が情報を提供してきた。今回の協定により、両信金の取引先からの求人情報も共有。さらなる人材不足解消が期待できる。
紀陽銀行の松岡靖之頭取(写真中央)は「地元企業の人材確保は我々にとっても重要。顧客のニーズにきめ細やかに対応するため、連携していく」。きのくに信金の田谷節朗理事長(同左)は「持続可能な開発目標SDGsの一つ、『働きがいも経済成長も』につながる。地域社会の発展に貢献できると思う」と意気込んでいる。
(ニュース和歌山/2020年8月8日更新)