ユタカ交通 和歌山県初導入
スーパーやコンビニエンスストアで増えるセルフレジの波がタクシー業界にも──。和歌山市中之島のユタカ交通は8月11日、セルフレジ型のタブレット端末を和歌山県で初めて導入した。
スマートフォン用アプリ「ジャパンタクシー」をダウンロードし、あらかじめクレジットカードの情報を登録。降車時、タブレット端末に表示されるQRコードを読み取ると支払いが完了となる。電子マネーや交通系IC、QR決済にも対応。配車予約機能もあり、出発地と目的地を設定すると運賃の目安が表示される。
全78台のうち40台に搭載。広報課の宮浦七海さんは「例えば企業がお客さんを送迎する時、アプリで配車予約を行い、事前に端末のQRコードを読み取ってクレジットカードでの支払い手続きをしておけば、到着後は降車するだけでいい。ドライバーと接触せずに決済できるので、新型コロナウイルス感染リスクの低減にもつながります」と話している。
写真=スマホでコードを読み取り、支払う
(ニュース和歌山/2020年8月29日更新)