薬相談やみかんプレゼント

 JR海南駅前から海南医療センターへ続く商店街、海南駅前一番街で「健康ロード」と題したイベントが10月17日㊏を中心に開かれる。

 新型コロナウイルスの影響で、毎年10月のハロウィンイベントや8月のふるさと海南まつりに合わせて実施していたビアガーデンなど、中止せざるを得なくなった同商店街。今の時期にできることを模索し、健康をテーマにキャンペーンを行うことにした。

 17日正午~午後4時、調剤薬局3軒が「お薬無料相談会」を実施。効能が分からなくなった薬や飲み合わせなどの質問に薬剤師が答える。

 その他の商店はそれぞれが「健康」をテーマに企画を準備。魚や野菜を販売する魚秀は1500円以上買い物した先着30人にビタミンCが豊富なみかん5個をプレゼント。バッグ、洋服のハリマヤは背筋を伸ばして出歩いてもらおうと、リュックサック購入者にマスクをプレゼントする。また、洋服店のマキは着物地で手作りしたマスクを販売する。

 一番街の桐孝二理事長は「これまでのようなイベント開催が難しい今だからこそ、健康の大切さを思い、考えました。コロナに負けず、元気な体を維持しましょう」と呼びかける。

 サービス期間は店により異なる。詳細は桐陶器店(073・482・1135)。

写真=桐理事長(前列中央)が営む陶器店は薬土瓶を紹介

(ニュース和歌山/2020年10月10日更新)