日本建築家協会近畿支部和歌山地域会に所属する28人が2月1日(日)、会員の人となりを紹介する書籍『わかやま読本・建築家編』を発売する。
建物の外観や間取りの紹介でなく、会員自身の趣味や好きな音楽、本、食べ物、関心のあることなどを書き連ね、「この建築家はどんな人物なのか」を知ってもらうのがねらい。
島桐子会長は「施主さんには、私たちが手がけた建築から『こんな家が得意な人』と思われがちです。そうでなく、この本をきっかけに私たちのことを知ってもらい、コミュニケーションがとれて相性のあう建築家を選んでほしい」と思いを語る。
同書には、ニュース和歌山で『和歌山さんちのハッサクくん』を連載中のいわみせいじさんによる漫画『オウチと本と建築家』も掲載。建築家と進める家づくりを紹介している。
B5変型判、76㌻。1080円。建物と所在地を示す「わかやまMAP」も付いている。和歌山地域会(073・432・1558)。
同書の発行を記念し、2月1日午前11時〜午後4時、和歌山市松江のガーデンパークで書籍の販売と住宅無料相談会を開く。
写真=建築家の人となりを紹介するわかやま読本
(ニュース和歌山2015年1月24日号掲載)