日本拳法全国連盟主催の全国都道府県対抗大会が4月5日、大阪市で開かれ、小学生女子、中学生男子、同女子の3部門を県代表が制した。このうち、小学生女子と中学生女子の優勝に、海南支部と下津拳友会の3選手が貢献した。
各学年1人ずつが戦い、勝ち数を競った。小学生女子には5年の横田杏(あん)選手、6年の平井さくら選手が出場。横田選手は3戦3勝とチームに大きく貢献した。「個人戦より、団体戦の方がみんなで喜べるので好き。今回は得意の面突きがよく出ました」とにっこり。平井選手は「試合中、よく声を出せていたと思います。団体優勝はうれしいですが、個人的には蹴りの高さなど課題が見つかりました」。
中学生女子では1年の﨑茉緒(まお)選手が優勝メンバーに。「団体優勝もうれしいですが、これまで5回以上戦って一度も勝てなかった大阪の選手に初めて勝てた方が印象深いです」と充実した表情を見せる。
なお、西日本少年大会が同時開催され、海南支部、下津拳友会から小学5年女子で横田選手が2位に。このほか中学1年女子で﨑選手、同2年で古川弥琴(みこと)選手、中学3年男子で上田稜也選手がそれぞれ3位に入った。
写真=前列左から横田選手、平井選手、後列左から古川選手、﨑選手
(ニュース和歌山2015年5月2日号掲載)