4月25日にマグニチュード7・8の大地震が発生したネパールを支援しようと、和歌山東高校(和歌山市森小手穂)の生徒会が4月28日、募金活動を始めた(写真)。3年の中井友梨香さんは「地震大国の日本に住む私たちが同じような経験をしたネパールに和歌山からできることをしたい」と話していた。
ネパールで震災発生後、生徒会のメンバーが募金活動を提案。被災地の写真を貼った看板と、ハート型の募金箱を作った。4月28日はJR和歌山駅前に立ち、支援を呼びかけたところ、3万5619円の寄付金が集まった。2年の久保小百合さんは「物資も送りたかったけど現地が混乱していると聞いた。集めた寄付をネパールの人たちに役立ててもらえれば」と願っている。
生徒らは校内にも募金箱を設置し、今後も同市内で活動を続ける。
(ニュース和歌山2015年5月9日号掲載)