慶風高校(紀美野町田)は5月16日、和歌山市内で創立10周年記念式典を開催した。
同校は、学校法人田原学園が2005年4月、和歌山県内初の私立通信制高校として設立した。地域に根を下ろした教育がモットーで、基本的な生活習慣の確立と基礎学力の充実に力を入れ、これまで約500人の卒業生を送り出した。
テニスやゴルフでは全国大会で活躍する選手を輩出するなど、スポーツにも盛んに取り組む。今年3月にはブルネイ王国立ヤヤサン高校と姉妹提携を結んだ。
式典には行政や教育関係者約200人が出席した。田原サヨ子校長は「紀の国わかやま国体が開催されるなど、和歌山県全体が活気づいているこの年に10年という節目を迎えられて本当に感激している」とあいさつ(写真)。学校の足跡を振り返り、今後の発展を誓った。
(ニュース和歌山5月23日号掲載)