紀の川流域の観光地や果物畑をスポーツ自転車で巡る女性対象の「紀の川よくばりサイクリング」が７月18日（土）に開かれる。女性５人でつくる「紀の川ファンクル」が企画。メンバーの児玉聡美さんは「桃狩りや冷製桃パスタのランチなど旬の桃が堪能できるコース。雄大な川と山々の景色、果物に癒やされて」と呼びかけている。
那賀振興局やＪＲ西日本和歌山支社らでつくる紀の川エリア観光サイクリング推進協議会が女性向けイベントの企画者を公募し、選ばれた５人が昨年７月にファンクルを立ち上げた。30～50代の女性で、サイクリング歴１年の初心者からトライアスロンに参加する人まで経験は様々だ。昨年からツアーを企画したり、県外の観光イベントに出展したりと紀の川沿いを巡るサイクリングの魅力を発信している。
今回は、自転車を使った健康法と美容法を伝えるサイクルライフナビゲーターの絹代さんが同行。全27・５㌔で、絹代さんによる初心者講習の後、貴志駅、古民家カフェなどを巡り、桃りゃんせ夢工房で昼食をとり、午後は桃狩りを体験する。メンバーの溝口倫子さんは「女性が好きそうな観光地やグルメを盛り込みました。交通量が少なく、昔ながらの風景が広がるのが紀の川沿いの良さ。平坦な道が多いので初心者でも楽しめます」と話す。
午前８時、紀の川市桃山町元の桃山支所集合。昼食込み３０００円。自転車レンタルは別途１０００円。先着25人。高校生以上の女性対象、男性は女性同伴で参加可。詳細は同協議会（０７３６・61・００１４）。
写真＝昨秋に紀の川筋で開いたサイクリングイベント
（ニュース和歌山2015年6月20日号掲載）
