和歌山県庁を訪れた人に和歌山への愛着を感じてもらおうと和歌山県は6月22日、来庁記念スタンプを設置した。6月18日に迎えた紀の国わかやま国体総合開会式１００日前のＰＲ活動の一環で、県総務企画課は「他府県では既に県庁にスタンプがあり、それを目当てに旅行する人がいる。スタンプを押しに来てもらい、国の登録有形文化財に登録されている本館の魅力にも触れてほしい」と望んでいる。
以前から県庁本館正面玄関の受付で、来庁記念スタンプに関する問い合わせがあった。国体で他府県から多くの来県者が見込まれ、県庁にも訪れてもらおうとスタンプを製作した。
直径７㌢で、紀の国わかやま国体・大会のＰＲ用として県の形をしたシルエットに、国体マスコットキャラクターのきいちゃんを重ねたタイプ、きいちゃんと観光ＰＲキャラクターのわかぱんが並んだタイプの２種類ある。国体ＰＲ用は、両大会が終了する10月26日（月）まで設置。同課は「県内では和歌山城をはじめ観光地にスタンプがある。そういったところを巡るスタンプラリーなどに活用してもらえれば」。
本館の玄関受付と２階の県民ロビー、北別館の県民ギャラリーの３ヵ所にあり、開庁は月～金の午前９時～午後５時45分。同課（０７３・４４１・２５７８）。
（ニュース和歌山2015年6月24日号掲載）
