商店街がビアガーデンに変身——。飲食店や手作り雑貨店が並ぶ「ぶらくりナイトマーケット」が7月18日(土)と8月1日(土)各午後4時~9時、ぶらくり丁で開かれる。運営する紀州まちづくり舎の三浦研祐さんは「ビールやワイン片手に商店街で涼みながら、小粋な大人の夜を楽しんで。普段とは違う街中の雰囲気を味わえます」と呼びかけている。
ナイトマーケットは、空き店舗や空き地を活用した地域づくりに取り組む紀州まちづくり舎が企画、運営する。マーケットで手応えを感じた出店者に、ぶらくり丁での開業を促し、市街地ににぎわいを取り戻すのがねらいだ。
今年3月の第1回(写真)は、お好み焼き、揚げ物、カレーなど13店舗が並んだ。映画の上映会と灯ろうにメッセージを書いて灯すルミナリエを行い、500人でにぎわった。
今回はイタリアンや石窯ピザ、揚げ物、カツサンド、カフェの飲食店や、手作り雑貨店が出店する。アーケード下のテーブルで、生ビールやワインとともに出来たての料理を楽しめる。
好評の場合、定期開催も考えており、三浦さんは「5年後、10年後は夜も自然と人が集まり、お客様同士の出会いや交流が生まれる空間にしていきたい」と描いている。
詳細は「ぶらくりナイトマーケット」フェイスブック。出店者も募集中。紀州まちづくり舎(kishu.machi@gmail.com)。
(ニュース和歌山2015年7月11日号掲載)