6月22日に亡くなった和歌山電鉄貴志川線のたま駅長への感謝を示し、伊太祈曽駅のニタマ駅長を激励するため、和歌山県はスマートフォンなどで閲覧できる画像共有サービス「インスタグラム」で、たま駅長とニタマ駅長の写真投稿を8月2日(日)まで募っている。
インスタグラムは世界で3億人以上が利用するサービスで、撮影した画像を投稿し、見た人が支持を示す「いいね!」のマークやコメントを添える仕組み。ハッシュタグと呼ばれる機能があり、キーワードを入れると、同じテーマで投稿された写真が検索できる。
県は5月、インターネットを通じて和歌山の魅力を広めようと、都道府県で初めて公式アカウントを開設した。たま駅長とニタマ駅長の写真は、ハッシュタグに「#tama_nitama」と添え、個人のページに投稿。優秀な写真は8月5日まで毎週水曜、県観光振興課の「和みわかやま(nagomi_wakayama_tourism)」のアカウントで紹介する。
情報政策課の林清仁主幹は「たま駅長への『ありがとう』の気持ちを込め、世界中に発信できるツールで思い出を共有しましょう」と呼びかける。
「和みわかやま」のほか、食品流通課が「おいしい!健康わかやま」、過疎対策課が「田舎ぐらし応援県わかやま」、総務企画課が「紀の国わかやま国体・大会きいちゃん」の名で運営し、職員がいちおしの写真を投稿している。 インスタグラムはスマートフォン、パソコンで閲覧可。
写真=「ありがとう」を世界へ
(ニュース和歌山2015年7月11日号掲載)