小中学生対象で国内最大級を誇るカワイ音楽コンクールの全国大会が8月19日(水)、横浜市で開かれる。この大会に岩出市高瀬のみやい音楽教室に通う西平幹司くん(調月小5)が出場。「初めての全国大会は楽しみと緊張が半分ずつ。曲の場面を意識した演奏をして、最優秀賞を目指したい」と笑顔を見せる。
生後7ヵ月から教室に通い、リトミックなどで音楽に親しんできた西平くん。コンクールは4度目の挑戦で、4月の関西大会ピアノ部門Cコース(小6以下)で演奏したのは課題曲の『ソナチネ』と『プレリュード』だ。「『ソナチネ』は得意な演奏曲で会場の雰囲気に慣れることができました」。結果は最優秀賞で、初の全国出場権を手にした。「みんな上手だったので自信はなかったけれど、練習の成果は出せた。指の動かし方や音がキレイに出る弾き方も磨きたい」と目を輝かせる。
また、関西大会では、妹の羽那ちゃん(同小3)と共に出場した連弾の部で優良賞、うた部門で銅賞と、3部門での入賞を達成。指導する宮井典子さんは「自分のペースでコツコツと頑張るタイプ。ピアノ部門Cコースでは最年少なので、全国から集まる年上の演奏者から色々と学んでほしい」とエールを贈る。
このほかの関西大会入賞者は次の皆さん(敬称略、本紙配布地域)…ピアノ・こどもコンクールCコース金賞=西平羽那▽同Bコース金賞=森優真(智辯小4)▽うた・小1・2年生の部銀賞=和久玲湖(中央小2)▽オルガン・小学3年生以下の部銅賞=池口友陽(浜宮小4)
写真=左から西平羽那ちゃん、西平幹司くん、森優真くん
(ニュース和歌山2015年8月1日号掲載)