子どもたちが様々なスポーツを楽しめる場をつくろうと、「岩出スポーツフェス」が8月23日(日)、岩出市東坂本の県植物公園緑花センターで開かれる。4月発足の和歌山スポーツフェス実行委が初めて開く催しで、平松純代表は「各競技の魅力を実感してもらい、スポーツ人口の拡大につなげたい」と話している。
平松代表は岩出スケートボード協会のメンバーで、協会では街の清掃にも取り組む。同じ岩出市で活動する団体「和歌山ちょこっと街美化」と協力し、スポーツをテーマに取り組もうと、同実行委を立ち上げた。
紀の国わかやま国体を来月に控えて開催する今回の第1回イベントでは、スケボーのほか、格闘技とダンスの要素を併せ持つブラジル生まれのカポエイラ、太極拳、ペタンクの4競技を体験できる。保険料200円で全種目に参加可。
各競技では指導者らによる実演も。スケボーは岩出第二中学2年で、西日本最年少プロスケートボーダーの平松凱(がい)選手(写真)が技を披露する。平松選手は「和歌山はまだスケボーをする人が少ない。今回、体験したり、技を見てやってみたいという人が一人でも増え、僕と一緒に滑りたいなと思ってもらえたら」と笑顔を見せる。
このほか、那賀地域のご当地アイドル、ナガールのステージ、きいちゃんダンス、サックスとピアノのライブも。また、飲食店約10店が並ぶフードエリアを設けるほか、フリーマーケットも行う。
午前9時~午後4時半。雨天時は翌8月24日(月)に順延。入園料250円、小中学生100円。詳細は「和歌山スポーツフェス実行委員会」フェイスブック。なお、スポーツ体験ブースの出展者、フリマの出店者を募集中。
(ニュース和歌山2015年8月8日号掲載)