ふたごやみつごを育てる母親のサークル「ふたごぐみ」が9月3日(木)、和歌山市相坂の和歌山信愛女子短期大学で「ふたご・みつご大交流会」を開く。同短大きょう育の和センターとの共同企画。同サークルの望月安希子代表は「ふたごを育てた先輩ママや、子育て中のママと出会えます。育児の不安や悩み、楽しいことを共有しましょう」と呼びかけている。
15年前に発足した同サークルは、0歳児~未就園児の親が対象。母親30人とOB4人が所属しており、月1回、同市手平のビッグ愛で絵本の読み聞かせや語り部を迎えての昔話、わらべうた遊び、英語学習など毎回テーマを決めて集まっている。
大交流会は2年前まで市保健センターが開いていたが、参加者不足などで中止に。「もう一度大勢で集まれる機会を」とメンバーで復活を目指していたところ、子育てを支援する同短大の協力が得られ、再開が実現した。
当日は、多胎児の母親による講演「ふたご子育て論」、育児中の母親や育児を卒業した母親とのトーク、学生ボランティアとの交流も。また、育児用品の交換、子どもの体重測定がある。
OBとして支援する籔田のりこさんは「母親1人で2人の子より、2人で4人を見るほうが気持ちが楽になる。多胎児がお腹にいる妊婦さんや、不安を抱えているお母さんに気張らずに来てもらいたい。きっとふたごを育てる楽しさに気付くはず」と笑顔を見せる。
午前10時。無料。先着25組。希望者は8月20日までに佐藤さん(073・496・4957)。
写真=7月の集まりは、わらべうたを楽しんだ
(ニュース和歌山2015年8月8日号掲載)