福祉作業所が一堂に会し、菓子や手芸品などを販売する「福祉ハートフルフェア」が8月21日（金）～8月23日（日）、和歌山市川辺のスーパーセンターイズミヤで開かれる。出店する麦の郷総合支援センターの島久美子さんは「福祉関連の場所やイベントでの出店が多い中、不特定のお客さんが来るスーパーで販売できるのは貴重な機会。障害への理解と啓発につながれば」と描く。
「地域密着」を社のモットーの１つに掲げるイズミヤ。和歌山電鉄と連携して貴志川線グッズの販売キャンペーンを行い、紀の国わかやま国体のグッズコーナーを設けるなど、地元の団体や行事の盛り上げに一役買っている。６月からは定期的に、店内のサービスコーナー横を福祉団体に提供。団体職員と利用者が手作り菓子や豆腐、ジュースのほか、ポストカード、ブローチなど雑貨を販売する。
ハートフルフェアには、和歌山県内の約10団体が出店。パンやスイーツ、アート雑貨、さをり織りがずらりと並ぶ。同店の笠谷典充店長は「ケーキやわらび餅など、できたてでこだわりの商品が多く、お客さんから好評を得ています。地元の良い商品を知ってほしい」と期待している。
各日午前９時～午後４時。また、小学生以下を対象に、各日午後１時から「英字新聞でプチエコバッグをつくろう」（無料）もある。麦の郷総合支援センター（０７３・４２７・３３１６）。
写真＝各作業所こだわりの商品が並ぶ
（ニュース和歌山2015年8月8日号掲載）
