助産師によるトークやワークショップなど、「命」をテーマにしたイベント「Lifeプロジェクト」が8月23日(日)、和歌山市松江のガーデンパーク内紀の国住宅で開かれる。伊賀上純子実行委員長は「子どもを産んだときのことや自分が生まれてからを振り返り、今日がある幸せを感じてもらいたい」と呼びかけている。

 9歳と6歳の子を持つ伊賀上実行委員長が「生まれてくる奇跡について、もっと気軽な気持ちで考えるイベントを」と、子育て中の友人に呼びかけ、昨年、5人で実行委を結成。昨年11月の第1回は、親子約70組が訪れ、「子どもを抱きしめたくなった」「改めて家族と向き合う機会になった」と好評だった。

 今回は子どもの写真を使ったメッセージカード作り、命をテーマに描くパステルアート、妊婦対象のマタニティペイント体験や、専門家による食育や育児法、出産にまつわるトーク、ベビーマッサージなどがある。飲食物や雑貨の販売も。

 伊賀上実行委員長は「重くなりがちなテーマですが、楽しみながら奥の深い話が聞けるよう工夫しました。親子だけでなく、これから子を持つプレママにも来てもらいたい」と話している。

 午前10時半〜午後4時。体験など一部有料。詳細は同プロジェクトフェイスブック。

(ニュース和歌山2015年8月15日号掲載)