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 リサイクル業のはまだ(紀の川市中井阪)は、不要になった紙や空き缶を持参した人にエコポイントを発行し、ポイント数に応じ複数の店で使える商品券を贈るサービスを10月1日(木)に始める。同社は「古紙回収はちり紙などとの物々交換が主流で、古紙を持ち込むとポイントがもらえるスーパーもありますが、その店でしか使えなかった。利用者の利便性とメリットを高め、エコ活動に参加する人を増やしたい」と望んでいる。

 集めた古紙をリサイクルし、段ボールケースなどを製造する同社。以前から地元スーパーと提携し、古紙の量に応じ提携店の商品券を客に贈っていたが、「もっと多くの店で使えるものを」との声を受け、新サービスを発案した。

 紀の川市の本社と和歌山市中島の集積所「紙の杜」へ紙ゴミや空き缶などを持ってきた人に、重さに合わせポイントを発行。500ポイント貯まれば、エバグリーン全店とヒダカヤ、同系列の業務スーパーで使える500円分の商品券と交換する。

 受付は午前9時〜午後4時。紙の杜は月曜定休。同社(0736・78・3939)。

写真=500ポイントで500円分

(ニュース和歌山2015年9月26日号掲載)