甲殻類に特化したユニークな展示施設「すさみ町立エビとカニの水族館」が9月13日、同町江住の道の駅すさみ敷地内に移転。森拓也館長は「これまで1年で3万人だった来館者がリニューアルオープン11日で1万人を記録しました。利益が上がれば漁業振興や子どもたちの学習面などで地域に貢献したい」と語る。
4年前に移転した旧江住中学校の体育館を改装した施設は540平方㍍で、旧施設の約3倍に。生き物も3倍の150種に増やした。ヤシガニを間近に見られるよう、水槽の下から顔を出してのぞき込めるようにしたり(写真)、カブトガニの下側を見てもらうため、天井に水槽を置いたりと、工夫が盛りだくさんだ。
800円、小中学生500円、3歳以上300円。午前9時〜午後5時。同館(0739・58・8007)。
(ニュース和歌山2015年10月3日号掲載)