本町商店街振興組合は、和歌山市の観光PRキャラクター、吉宗くんと和歌山城のイラストをあしらい、「紀州55万石城下町」の文字を添えた旗を本町通りに設置した。
本町商店街はアーケードがなく、通りに面し、商業施設や銀行、ホテルなどのビルに混じり、老舗の商店が並ぶ。旗は紀の国わかやま国体で他府県から訪れる人や、和歌山城周辺を散策するアジア圏の観光客に、商店街をアピールするのがねらい。北ぶらくり丁前から京橋まで約250㍍に、26枚を取り付けた。
成見貴博理事長は「商店街らしさや和歌山城とのつながりを感じられるようにしたかった。今後、Wi-Fiを設置して商店街に長く滞在してもらったり、マップを作るなど、おもてなしに取り組んでいきたい」と話していた。
写真=外国人観光客にぶらくり丁をアピール
(ニュース和歌山2015年10月3日号掲載)