今年から8月11日が「山の日」となるのを記念した催しや取り組みが民間や自治体で計画されている。和歌山ユネスコ協会、「熊野古道」を世界遺産に登録するプロジェクト準備会ほかは当日、田辺市でピースウォークを初めて開く。
神道、仏教、修験道と複数の宗教が共存する紀伊山地の霊場を、平和の象徴として発信しようと企画。午前10時に熊野本宮大社前駐車場に集合し、バスで発心門王子跡へ。そこから二手に分かれ、初心者は本宮大社までの7㌔を、経験者は今秋に世界遺産へ追加登録される予定の赤木越えを通り、湯の峰温泉までの7㌔を歩く。 無料。申し込み不要。小野田さん(073・433・1678、午後8時以降)。
また、和歌山市は「あなたの好きな市内の山」を募集する。集まった情報をもとにホームページで発信し、山を題材にしたオリジナルカレンダーなどを作成。多くの人が山に親しむきっかけをつくる。氏名(ニックネーム可)、年齢、性別、住所、好きな山の名前と場所、理由、山にまつわるエピソードとあれば写真、連絡先を、〒640・8511和歌山市広報広聴課「好きな山」係へ。メール(koho@city.wakayama.lg.jp)可。8月31日締め切り。同課(073・435・1009)。
このほか、この日に限り、虎伏山の和歌山城天守閣と、ふもとのわかやま歴史館の入場が無料になる。天守閣は午前9時~午後8時、歴史館は午前9時~午後5時半。
(ニュース和歌山2016年7月30日号掲載)