JR和歌山線の活性化に一役買おうと、沿線の高校と特別支援学校、JR西日本和歌山支社がコラボレーションし、車内でコンサートを行う臨時列車「アートトレイン」を9月4日(日)に走らせる。
昨年のクリスマスに列車内コンサートを成功させた県立和歌山高校が中心となり企画。星林高校、和歌山工業高校、那賀高校など9校が協力して準備してきた。当日は午前9時23分和歌山駅発、11時29分橋本駅着の上り線と、午後1時40分橋本駅発、3時20分和歌山駅着の下り線の特別ダイヤを運行。リレー形式で各校の吹奏楽部や軽音楽部が乗り込み演奏するほか、和歌山駅と高野口駅でのコンサートもある。
また、演奏だけでなく、絵や写真、書道など文化部による作品を各駅に展示する。企画した和歌山高校3年の弓場大輝生徒会長は「見て、聴いて楽しめる1日で、すべてが高校生の手によるもの。地域の人たちに、地元の学生の才能にふれてほしい」と意気込んでいる。
写真=わかちか広場でPRする各校の生徒たち
(ニュース和歌山2016年8月27日号掲載)