庭づくりの効果生かした健康法 100人が学ぶ

 

ガーデンセラピー ガーデニング、エクステリア用品メーカー、タカショー(海南市南赤坂)の高岡伸夫社長が理事長を務める日本ガーデンセラピー協会は11月16日、初めての専門セミナーを東京で開いた。

 庭づくりの癒し効果を生かした健康法、ガーデンセラピーの普及を図るため、4月に立ち上がった同協会。約100人が受講した今回のセミナーでは、まず高岡理事長がガーデンセラピーの基本的な考えや国内外の事例を紹介した。この後、千葉大学大学院園芸研究科の岩崎寛准教授が植物の癒し、東京都市大学総合研究所の飯島健太郎教授が住まいでの緑の活用法について講演した。

 今後、同様のセミナーを年4回程度開く予定。また、全国各地で園芸教室などの講師を務める人材を育成するため、資格認定試験の実施も検討している。

(2016年12月10日号掲載)