デザート類の生産量倍増へ

 グリーンソフトやてんかけラーメン、日本茶を販売する玉林園(和歌山市出島)は新工場建設にあたり、同市役所で県、市と立地協定を1月13日に結んだ。主に外食チェーン店用プリンなどデザートを製造する。

 新工場は本社南側約800平方㍍に予定。約2億8000万円を投じ、1部3階建て、延べ床面積1200平方㍍の建物で、研修、研究施設を併設する。

 近年、受注が増加傾向にある外食チェーン向けデザートの生産量を2倍に引き上げる計画。林和宏社長は「デザート類の売り上げは年間約6億円。5年でこれを2倍にし、全体で26億円を売り上げたい」と意気込んでいる。

 5月に操業し、3年以内に市内在住者6人を含む10人を雇用する。

(ニュース和歌山2017年1月21日更新)