和歌山初スタートアップイベント

 金曜夜から日曜夜までの3日間で新ビジネスの2017012803_kigyou3立ち上げを体験する「スタートアップ・ウィークエンド」が3月3日(金)~5日(日)、和歌山市新通のゲストハウスRICOで開かれる。和歌山では初開催。発起人の岩倉圭佑さんは「自分の思いをカタチにすることで『実際にビジネスとしてやれるのでは』と自信につながる。同じ志をもった仲間にも出会え、充実した3日間になります」と呼びかける。

 週末に起業を体験するスタートアップ・ウィークエンドは2007年、アメリカのシアトル発祥。起業家を生み出す場として、これまで世界1200都市で開催され、2万3000以上のビジネスモデルが生まれた。日本では、25以上の都市で各地域の有志が世話人となり開いている。

 和歌山では、愛媛の同イベントに昨年参加し、和歌山市で起業支援に取り組む岩倉さんが開催を提案。初日に各自が課題に感じていることやビジネスにしたいと思っているアイデアを出し、共感する参加者でチームをつくる。2日目に市場調査し、ビジネスモデルを構築。現役起業家のアドバイスを受けて検証を重ね、最終日のプレゼンテーションで順位を決める。指導者や審査員は和歌山で起業、もしくは第二創業をした人で、地方での起業方法や経営スキルも学べる。

 今後も同市での開催を予定。岩倉さんは「自分のアイデアを実現できる人を増やしたい。この体験をきっかけに新しいビジネスが次々と生まれ、和歌山がもっとおもしろいまちになれば」と期待している。

 希望者は1月31日までに申し込めば、5食付き5000円、大学生以下4000円、2月以降になると7500円、大学生以下5000円。先着30人。詳細は「Startup Weekend Wakayama」HP。

写真=岩倉圭佑さん

(2017年1月28日更新)