MUFGジュニアテニストーナメント和歌山県予選優勝

2016012806_tennis MUFGジュニアテニストーナメント県予選が12月に和歌山市で開かれ、男子シングルスで和歌山インドアテニスクラブの藤井将輝選手(近畿大学附属和歌山中学3年)が優勝。4月に名古屋市で行われる全国大会への出場切符を手にした。

「中学生活で最後の大会だったので、絶対に優勝したいと思っていました。全国大会はまず1回戦を突破し、そこから自分のできる限りのプレーを見せ、勝利を重ねていきたい」と意気込んでいる。

 藤井選手はこの県大会、一昨年はベスト8、昨年は2位だった。今年は2回戦から登場し、3回戦、準々決勝と危なげなく勝利。準決勝の第1セットこそ接戦となったものの、あせることなく落ち着いた試合運びを見せ7─5で奪うと、第2セットも6─3と連取し勝った。決勝は勢いそのままに6─0、6─1と圧倒した。

 「攻守にメリハリを出せているときは調子がいい」と藤井選手。約10年間指導する下山琢也コーチは「昨年夏の全国中学生選手権では、その大会を制した選手と1回戦であたり、最初はリードしたものの、敗れました。その経験も今回、役に立つはず。試合の流れを読み、どんなテニスを選択するかを考えながら、試合してもらえたら」とエールを贈っている。

(2017年1月28日更新)