和歌山市と阪南市を結ぶ第二阪和国道のうち、和歌山市平井と岬町淡輪間7・6㌔が1日、開通した。開通済み区間と並行する旧国道26号は渋滞がほぼ解消され、交通事故も減ったことから、全線開通で並行する区間ともスムーズな通行と、災害時の安定した輸送路として期待される。

 事業は、和歌山市と堺市を結ぶ国道26号のバイパスとして1963年にスタートし、50年余りかけての全線開通。和歌山市大谷~阪南市自然田間は暫定2車線で、4車線化は開通後の交通状況から判断する。孝子ランプは秋ごろ開設の見込み。

 なお、阪南市~堺市は既に国道26号となっており、今回の開通により、第二阪和国道が国道26号に、従来の国道26号のうち、阪南市下出北交差点以南は府道、県道の和歌山阪南線に変更された。

 

(ニュース和歌山より。2017年4月8日更新)