ホテルのチャペルでお客様を迎える新入社員は…えっ、ゴールデンレトリバー!? 和歌山市湊通丁北のアバローム紀の国であす15日（日）、スタッフ犬の入社式が初めて開かれる。
採用されたのは10歳のメスで、名前はグウィネス。スタッフからは「グウちゃん」と呼ばれ、昨秋から研修を受け、客をもてなしてきた。チャペルがある庭園には事務所となる小屋が用意されている。
ホテル近隣宅の飼い犬で、５月に道に迷っていたところをアバロームで保護したのがきっかけ。「ホテルを訪れた人も癒やされるはず」と飼い主に相談し、あすから販売促進チームの一員として、女性スタッフと同じスカーフを巻き、チャペルでの婚礼や会場見学の際に出勤する。
中西英揮マネジャーは「大人しく人なつっこいグウちゃんを見たお客様からは喜びの声を聞いています。これから幸せを呼ぶ犬として活躍してほしい」と期待する。
あすの入社式は午前10時から20分程度。一般参加可で、写真撮影できる。雨天中止。アバローム（０７３・４３６・１２００）。
（ニュース和歌山2017年1月14日号掲載）
