和歌山県警は6月6日、インターネット上の犯罪を防ぐサイバー防犯ボランティアを、和歌山市黒田の和歌山コンピュータビジネス専門学校に委嘱した。
スマートフォンの普及により、子どもや高齢者もサイバー犯罪に巻き込まれやすくなっている。これを受け、県警は昨年、和歌山工業高等専門学校コンピュータ部と近畿大学生物理工学部の学生有志にボランティアを依頼。今回が3校目となる。
和歌山コンピュータビジネス専門学校の三木繁清校長は「学生にはサイバー空間を取り巻く環境の現実を知ってもらい、知識を身につけるだけでなく意識を高めてほしい。将来的には県警の防犯に役立つ人材を輩出したい」と描いている。
今後、希望する学生は、県警の指示のもと、インターネット上の違法・有害情報を通報するサイバーパトロールや、小中高校への出張講座などを行う予定。
写真=委嘱状を受ける三木校長(左)
(ニュース和歌山/2017年6月24日更新)