中元商戦真っただ中。「あの人なら何を喜ぶだろう?」「今年も同じものでいいかしら…」。何を贈るか、迷っている人も多いのでは? 今年の人気商品や傾向について、南海和歌山市駅前ファーストビル2階に和歌山特設会場を開設している髙島屋大阪店の朝井香代子係長に聞いた。
ビールにハム、夏の涼菓…。人気上位を見ると、定番の品が並ぶ。「今年の、また、和歌山の傾向としては、ビールは1種類だけでなく、何種類かの詰め合わせ、ハムはブロックでなくスライスされた物が好評ですね」。近年人気の魚の西京漬やうなぎのかば焼きなど冷凍のものも、今年は家庭で必要な分だけ1人分ずつ個包装した商品を求める人が多い。
また、紀州の味を贈りたい人に向け、和歌山限定カタログを用意している。はちみつ入り梅干し、かまぼこの需要が高い。
価格帯は例年、3000円台と5000円台の両方が売れ筋なのに対し、今年は5000円台が好調だ。
近年、バレンタインデーに自分へのご褒美として〝自分チョコ〟を買う人が増えているが、中元も同様、自宅用に買い求める人が増加。ちょっとリッチな気分に浸ろうと、様々なコンテストで金賞を受賞したワインを選ぶ人が多い。「6月上旬は涼しかったですが、今後、気温が上がってくるとアイスやそうめんが売れ始めますよ」
【髙島屋和歌山特設会場】7月15日(土)まで。午前10時〜午後6時。配送のみの取り扱いで持ち帰り不可。同会場(073・432・1104)。
(ニュース和歌山/2017年6月24日更新)