和歌山県は、新型コロナウイルス感染予防対策に取り組む飲食店や宿泊施設などの認証制度を4月22日にスタートさせた。

 県職員が訪問し、飲食店は「客が入れ替わる度、テーブル・カウンターを消毒する」、宿泊施設は「客の出迎え、見送りの際に一定の距離をとる」、カラオケ店は「歌う際、2㍍以上の距離をとる」などが守られているか調査。問題なければ「感染予防対策認証施設」と書かれたマークを交付する。詳細は県防災企画課(073・441・2271)。

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 感染防止へ、休館する施設や中止するイベントが出ている。和歌山市は和歌山城天守閣とわかやま歴史館内歴史展示室を5月11日㊋まで閉鎖し、5日㊌に予定していた「子どもなかよしまつり・音楽大行進」を中止とした。また、紀の川市は9日㊐まで、図書館、スポーツ施設などを休館とした。

 一方、こども科学館や四季の郷公園、風土記の丘、緑花センターなど、催しは中止するものの、通常通り開館する施設も多く、対応が分かれている。(4月26日現在)

写真=三角コーンやバーで閉じられた天守閣

(ニュース和歌山/2021年5月1日更新)