きのくに信用金庫は6月10日、超小型電気自動車コムス17台を導入した(写真)。田谷節朗理事長は「脱炭素の取り組みが社会で広がる中、クリーンエネルギー車両を採用した。今後、順次増やしていきたい」と話している。

 コムスは1人乗り電気自動車で、走行中の二酸化炭素排出量をゼロに抑えられる。一度の充電で約50㌔走れる。近畿の金融機関で採用するのは初めて。

 資産形成のアドバイスや金融商品のアフタフォローを行うマネーアドバイザーが使う。その一人、𠮷川明見さんは「これまで雨の日もカッパを着て単車で移動していましたが、すべる危険が減りました。夏の日差しや冬の寒さも軽減されます」と喜んでいた。

(ニュース和歌山/2021年6月19日更新)