「和歌山のファンを増やそう」をコンセプトに本を出版する紀州文化の会が、和歌山にゆかりのある60歳以上の男性100人を紹介する『あがらの和歌山~紀州の侍』を1月29日㊏に発売する。大江寛会長(写真中央)は「若い人には和歌山が輝いていたころに活躍した人たちを、年配の方には同じ世代でもまだまだがんばっている人がいると知ってもらいたい」と話す。

 会は2005年の『百一人の川柳集~ふれあい川柳 人生いろいろ』を皮切りに、ほぼ毎年1冊ずつ出版。07年からは『あがらの和歌山』と題し、歴史や地名、方言など、様々な角度から地元の魅力を発信してきた。

  今号は19年から続く紀州の侍シリーズ最終巻。今の和歌山をつくった偉大な100人として、南海電気鉄道の遠北光彦社長、タカショーの高岡伸夫社長、歌手のTONPEIさんらが、これまでの歩みや和歌山のこれからについて思いをつづっている。

B5判、450㌻。2480円。和歌山県内主要書店で販売。大江さん(0736・67・7892)。

(ニュース和歌山/2022年1月22日更新)