自然博物館が募集
身近な野鳥をテーマにした4コマ漫画を、和歌山県立自然博物館が募集している。初めての企画で、担当する佐々木歩学芸員は「カラスやハト、スズメなどごく普通にいる野鳥だけど、忙しい毎日を過ごす中、あまり気にとめられていないのが実情。身の回りの環境に興味を持つきっかけになればうれしい」と呼びかける。
作品は手描きイラストのほか、自身で撮影した写真を使っても可。応募は同館HPからダウンロードできる指定用紙で。3月31日締め切り。応募全作品を4月下旬~5月下旬に同館で展示する。
佐々木学芸員は「鳥たちの違いを漫画で共有すれば、新たな発見があるかも。観察し、その記録を表現する過程で、野鳥の名前を調べる方法を身に付け、野鳥の形態的な特徴や行動の違いを楽しんでもらいたい」と願っている。
なお、身近で観察できるハシボソガラス、ドバト、ヒヨドリなどのはく製16点を12月28日㊌まで展示している。佐々木学芸員が作った4コマ漫画の例3点も並ぶ(写真)。入館料480円、高校生以下と65歳以上無料。㊊休み。同館(073・483・1777)。
(ニュース和歌山/2022年1月29日更新)