和歌山県 水害リスク減に期待
近年増加する水害に備え、住民が主体的に判断し、迅速に避難できるよう、県は9月16日から、河川監視カメラの映像をユーチューブで生配信している。
監視カメラは以前から、和田川や亀の川、貴志川、有田川、熊野川など県が管理する21河川の水位観測所など48ヵ所に設置。これまではこのカメラで撮った静止画を10分、あるいは1時間ごとに「防災わかやま」HPで公開するほか、テレビのデータ放送で提供してきた。
生配信するのは動画で、水位の変化が即時に分かる。県河川課担当者は「豪雨時、現場まで行かなくても、『水が上がってきたな』と判断できます。災害時に役立てるためにも、平常時から配信をチェックし、川の状態を確認してほしい」と呼びかける。
動画は「防災わかやま」HP内「河川監視カメラ」で見られる。同課(073・441・3074)。
(ニュース和歌山/2022年10月8日更新)