和歌山市初のコミュニティFMとして2008年に開局したエフエム和歌山(同市塩屋)が4月1日、15周年を迎えた。

 災害時に県内の状況を伝えるため、高野山や太地など8ヵ所にスタジオを設置。21年、六十谷水管橋が崩落した時は現場から生中継した。

 1日に同市七番丁のロイネット2階で行った公開生放送には、リスナー約200人が訪れた(写真)。山口昭昌理事長は「いざという時に被災地の今を素早く伝えられるよう努めていく」と話している。

(ニュース和歌山/2023年4月8日更新)