災害情報をひとまとめ

 和歌山市は、自然災害発生時の浸水や土砂災害の情報をまとめた防災マップを一新した。

 以前は別冊子だった地震、津波の防災マップと、洪水、土砂災害、内水情報を1枚にまとめ、見やすくしたほか、目の不自由な人にも活用してもらえるよう、内容を音声で読み上げるアプリ「ユニボイス」に対応した。田野・和歌浦、高松・雑賀・雑賀崎など23地域に分け、24日から市報と一緒に配布開始。支所、連絡所、市地域安全課でも入手できる。

 同課の井上大輔主事(写真)は「地域や家庭によって避難方法は異なります。マップを元に家族で話し合い、災害に備えてほしい」と願う。

 また、市は4月3日から、高齢者や障害者がいる世帯などに、防災ラジオの無償貸与事業を始めた。80台限定で6月30日締め切り。対象世帯の詳細は同課(073・435・1005)。

(ニュース和歌山/2023年4月29日更新)