「ええとこあるで和歌山」を合い言葉に、地元の魅力を本で発信する紀州文化の会がきょう4月13日、19冊目となる『あがらの和歌山〜気になる和歌山今昔物語第二集』を出版する。

 これまで地名、方言、人物などを取り上げており、前作から和歌山市内を6地区に分け、6年かけて紹介するシリーズをスタート。今回は中之島、宮北、大新、新南、広瀬、芦原地区の今と昔をまとめた。また、「あの頃の街の思い出」をテーマにコラムも掲載している。大江寛代表(写真前列左)は「年配者はもちろん、若い世代には、『昔の和歌山ってすごかったんやな』『自分たちももっと盛り上げていこう』と思ってもらえたら」と願っている。

 B5判、382㌻。2480円。大江さん(090・1222・6495)。

完成した本を手に笑顔を見せる紀州文化の会メンバー

(ニュース和歌山/2024年4月13日更新)