ガチョウの赤ちゃん成長中

 和歌山城公園動物園で5月26日に誕生したヨーロッパガチョウの赤ちゃん〝おるで〟が人気を集めている。飼育員の阿波夏凛さんは「甘えん坊で、よく私たちを追いかけて走ってくる姿がかわいいです」と目を細める。

 生まれてすぐは体重120㌘、体長14㌢だったが、7月8日時点で2㌔㌘、50㌢とすくすく育っている。名前は、人工ふ化装置内の卵の中にひながいることを飼育員同士が確認できるよう、(ひながここに)「おるで」と卵に書いたのが発端だ。

 現在は、ほかの水鳥と暮らす練習中で、時間を限って公開している。

 阿波さんは「私たちの靴紐をつついてほどいてしまうようなやんちゃな一面もあります。元気な姿をぜひ見に来てください」と呼びかけている。

(ニュース和歌山/2024年7月13日更新)