世界一統 中野BC 日本酒・梅酒がコラボ

 「お酒で和歌山を盛り上げよう」と和歌山市の世界一統(南方雅博社長)と海南市の中野BC(中野幸治社長)が10月11日、梅酒と日本酒を組み合わせた「和歌山を楽しむ旨い酒セット」を発売した。ラベルをデザインした漫画家マエオカテツヤさんは「何にでも化けられるキツネとタヌキがモチーフ。お酒を飲める世の中をさらに活気づけたい」と意気込んでいる。

 きっかけは2021年のテレビ和歌山『ちゃぶ台おかわり』。南方さんと中野さんが地酒の魅力を語る中、進行のマエオカさんが「両社でコラボ商品を作りましょう」と提案した。

 コロナ禍が収束しイベントを楽しめる日常が戻る中、世界一統の「超辛口純米酒 南方」と中野BCの「香る南高 紀州梅酒」のセットが誕生。日本酒には男性に化けたタヌキの、梅酒には女性の姿になったキツネのラベルをあしらった。

日本酒(右)と梅酒

 5日に南海和歌山市駅前広場で開かれたイベント「地酒ボンバー」で発表。南方さんは「伝統の辛口の酒。酒を勧め、酔わそうとする男性と酔わない女性」、中野さんは「甘酸っぱく濃厚な梅酒。いつまでも飲み続ける夫婦」と、酒の特徴とラベルのイメージを語った。マエオカさんは「お酒を飲んで笑顔になった七福神ステッカーがおまけに付いています」とほほ笑んでいた。

 各720㍉㍑。3300円。両社と、両社HPで発売中。

写真上=セットをPRするマエオカさん(中央)、南方さん(左)、中野さん

(ニュース和歌山/2024年10月12日更新)