10月15日公示、27日投開票

 自民党の石破茂氏が内閣総理大臣に指名され、10月9日に衆議院を解散。15日㊋公示、27日㊐投開票で総選挙が行われます。和歌山県は「10増10減」の影響により、小選挙区が従来の3から2に減りました。新1区は和歌山市、岩出市、紀の川市の3市、新2区はその他の市町村となります。両区にはそれぞれ5人が出馬を表明。はからずも現職は1人だけで、ほかは新人の争いとなりそうです。広くなった選挙区で、何をどう訴えていくのかが、注目されています。

【第1区】  

 和歌山市と、旧2区の岩出市、紀の川市が対象。昨春の補欠選挙で初当選した現職の林佑美氏(維新)をはじめ、元和歌山市議の井本有一氏(共産)、林元将崇氏(参政)、村上賀厚氏(立民)、前和歌山市議の山本大地氏(自民)が出馬表明しています。

【第2区】

 旧3区に旧2区の海南市、橋本市などが加わり、県内の広大な地域が対象となります。旧2区選出の石田真敏氏が比例に回り、旧3区選出の二階俊博氏は出馬せず、三男の伸康氏(自民)が手を挙げました。また、参院議員の世耕弘成氏(無所属)がくら替え挑戦するほか、元県議の楠本文郎氏(共産)、和歌山市議の新古祐子氏(立民)、本間奈々氏(無所属)が立候補の予定です。

 ※10月8日時点

 ※10月10日に兵庫県の高橋秀彰氏が和歌山2区に出馬を表明しました。

 ※10月13日に本間奈々氏が出馬取りやめを表明しました

 

(ニュース和歌山/2024年10月12日更新)