高齢ドライバーに安全運転の意識を高めてもらおうと、県海南振興局が10月29日、海南市且来のドライビング・スクールかいなんで「シルバー交通安全教室」を開催した。
同市老人クラブ連合会の15人が参加。実技講習では教習車で場内コースを運転。横断歩道の手前で正しく停止できたかどうか、また、歩行者と会釈をかわすサインアンドサンクスの様子をドライブレコーダーに録画し、指導員が個別アドバイスした。さらに、夜間の見え方や動体視力、瞬発力などを測定。機器はゲームのようで、参加者はワイワイと楽しみながら臨んだ。
指導を担当したスクールの森田信好さんは「検査結果から、身体能力の低下や運転のクセに気づくことできたと思います。今後の安全運転に役立てもらえれば」と講習の成果に期待をかけていた。
(ニュース和歌山/2024年11月23日更新)