CMやご当地ソング37曲

 和歌山を拠点に歌い続けるウインズ平阪(平阪佳久)さんが3月19日、『ウインズ平阪BEST』を発表した=写真。デビューから17枚目のアルバムで、ソロとしては初のベスト。平阪さんは「『情熱をなくさないで』『YAPPA紀州』などCMやご当地ソングを収録しています。皆さんの好みの曲を知りたいので、HPからメッセージを送ってくれるとうれしい」と話している。

 アマチュアバンド一発逆転時代に人気を博した『キンキのおまけ』で、1986年にメジャーデビュー。衝撃的なタイトルと歌詞で注目された。以来、バンド名をWINDS、ウインズ平阪などと変更しながら、2023年からはソロで活動している。

 ベストには、ロックからバラードまで37曲を収録。少子化による合併で新設された橋本中央中学校の校歌や、紀の国わかやま国体イメージソング『明日へと』などもある。中でも、「歌詞が気に入っている」と話すのは『敵は味方に悪も正義に』。「歌詞に『一番を奪うことで、誰かが描く夢壊していた』とあり、立場が違えば受け取り方が変わる深い歌」と明かす。

 2枚組、3300円。詳細はHP

◇プチライブ&サイン会=3月22日㊏午後1時半、岩出市西野のウェイ書店岩出店。無料▽23日㊐午後2時、和歌山市松江のツタヤウェイガーデンパーク和歌山店。無料。

◇ライブ=4月27日㊐午後5時、ふじと台のシェルター。5000円、当日5500円。エスタシオン事務所(073・457・1700)。

(ニュース和歌山/2025年3月22日更新)